牛肉の各部位の脂肪圧測定業務の効率化に、
画像セグメンテーションAIの開発と、測定ロジック構築を通して貢献。
プロジェクト課題
脂肪圧の測定作業をAIの力で業務効率化をしたく、
画像認識領域のAI開発の専門性を持つパートナーを探していた。
株式会社MijLabo様は、自社製品の「世界初の小型軽量枝肉撮影カメラ」のビジネス価値を
さらに高めるために、撮影した牛肉画像の脂肪圧の測定作業の業務効率化を試みていました。
画像セグメンテーションAIのモデル構築の高度な専門性を保有しつつ、
セグメンテーション後の測定ロジックの構築も柔軟にできるパートナーを探されていました。
支援内容
ドメイン知識キャッチアップから始め、お客様の目的に寄り添いながら、
高い画像AI技術力で、業務効率化につながるモデル/測定ロジックを開発
弊社は、単に技術力が高いだけではありません。
お客様の目的を、ドメイン知識のキャッチアップから始め、特に重要なポイントを擦り合わせながら、
画像AIの高度な技術力で、その目的を実現するための最適な手法を選び、
プロトタイプを少しづつ見せながら、アジャイル開発をしていきます。
[ 実際の支援内容 ]
・ビジネス要件、実現したいことから一緒に擦り合わせ
・ドメイン知識、測定ロジックの背景のキャッチアップ
・牛肉の各種部位のセグメンテーションモデルの学習
・学習済みモデルを用いた、脂肪圧の解析 (モデルの推論+測定ロジック)の開発
結果
牛肉の各部位のセグメンテーションモデルの学習と、
解析(モデルの推論 + 線引きロジック)を開発し、業務効率化に貢献。
[ 関連技術キーワード ]
#Keras、#Tensorflow、#DeepLabV3Plus
※画像セグメンテーション / 線引きロジックを合わせた結果の例
お客様の声
実現したいことからヒアリングした上で、目的達成のために必要な
画像認識AI開発 / ロジック構築を、試行錯誤しながら主体的に進めてくれた。
【ご担当者様の声】
「脂肪圧の測定作業をAIの力で業務効率化をしたく、画像認識領域のAI開発の専門性を持つパートナーを探していました。長年お付き合いがあり、実績と信頼があるLeapWellさんにお願いしました。
そもそも何を実現したいかのドメイン知識のキャッチアップの上、目的もしっかりヒアリングして頂きました。目的を実現するために、必要な画像認識/ロジックの組み方などを、定期的に結果を見せながら、連携いただきました。
おかげさまで、今までの脂肪圧の測定業務が、大幅に効率化できそうな、画像認識 / 測定ロジックが完成しまして、大変感謝しています。今後とも、画像認識AI周りの相談は、引き続きLeapWellさんにしていきたいと考えています。」
今後の展望
今回の脂肪圧の測定の業務効率化AIを通して、一部の業務の効率化に繋がれば幸いです。
今後の牛肉業界のIT化に目を向けると、技術の力で効率化できる余地は、まだまだあると思いますので、
もしLeapWellが少しでも、引き続きご協力できれば幸いです。